小豆島産オリーブオイルの製造・販売「株式会社オーズファーム」

中央イタリア、ウンブリア州アッシジ・スポレートの南向き丘陸地にオリーブ畑を持つ『CUFROL社』。1639年以来の家族に伝わる伝統を今も守り続けています。オリーブ生産農家が中心になって発足させた協同組合が前身。会長のカルロ・グラダッシさん(右)とスタッフの皆さん。

モライヨーロ種

イタリア・トスカーナ地方原産の品種。やや小ぶりで丸みを帯びた短楕円形の果実は、良質でポリフェールたっぷりのオイルをよく含んでいます。赤緑色に熟した果実より採油したオイルは、黄金がかったエメラルド・グリーン。スパイシーでフルーティーな香りと、辛味と苦味が際立つ華やかなオイルですが、後味はすっきり。

レッチーノ種

トスカーナはフィレンツェ地方などが原産の品種。早摘みした果実からはフレッシュでフルーティーなオイルが採れます。また、熟するのを十分に待った果実からは丸みのあるまろやかなオイルが採れますが、年により青々しいアーモンドや苦味のある野菜のような香りを含むこともあります。オイルの色は緑がかった黄金色。
南イタリアはアドリア海に面したプーリア州バーリ。その北部の平地に広大なオリーブ畑を持つ『D’ADDATO社』は、曽祖父のジローラモ氏が創業した100年以上の歴史があるオリーブ農園です。社長のアントニオさん(左、兄)とゼネラルマネージャーのミケーレさん(右、弟)。

コラティーナ種

プーリア州原産で、緑がかった麦わら色のオイルが採れる品種。強めの苦味と辛味がバランスよく濃厚、鼻に抜ける香りは刈りたての若草のよう。ポリフェノールも豊富です。見た目が美しく栄養価が高い、しかも風味が特徴的で持続するオイルは、イタリアで人気が高い品種です。

オリャローラ種

ほのかな甘味すら感じることができる、柔らかな味わいのオイルが採れる品種。まろやかなので、淡白な白身魚の料理などにぴったりで、和食にもよく合います。また、ひかえめな存在感は、料理だけでなく、ドルチェの引き立て役として用いられることもあります。